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【横浜市青葉区の整体名人】五十肩のエクササイズ「アイロン体操」について考えてみた

2017.10.19 | Category: 四十肩・五十肩,肩の痛み

五十肩でよく推奨されている「アイロン体操」なるものがあります。このアイロン体操について、僕の経験則と、実際の臨床データなどを織り交ぜながら解説して行きたいとお思います。

 

横浜市青葉区の整体の匠の疑問!五十肩にはアイロン体操!!・・・でいいのか?

五十肩に対する有効な運動というか、エクササイズとして僕も学生時代に習ったこともある、「アイロン体操」。教科書にも載っているほどポピュラーなもので、専門家なら誰でも一度は耳にしたことがあるほど知れ渡っているこのエクササイズ。

実際にどれくらい有効なんでしょうか?

過去に僕が務めていた整形外科でも、五十肩の人に向けててこのアイロン体操を指導させていただくことが多かったですが、実際

「すごい効果的!あっという間に治っちゃった!」

というようなものではないですし、徐々に日々行って肩の可動域を上げていくしかないのはわかっているのですが・・・

やはり効果があったなーという例は本当に一握りだったのが僕の印象でした。

まあ当時はまだまだ業界はいりたて、修行中の身だったので、患者さんに日常生活でしっかりと行っていただく、かつ継続していただくよう指導できていたのかも正直怪しかったですから・・・ね

今回はこれまでの経験を踏まえ、他から信頼できそうなデータも探して、考察をしていきたいと思います。

そもそもアイロン体操とは?

五十肩初心者(??)の方はこれから治療を始めていく中で、一度は耳にすることになると思います。

病院のリハビリ室に通ったりすると結構な確率で指導されます。このアイロン体操。

実際はどんな運動なの?

ということで下記の画像をご覧ください。

「アイロン体操」の画像検索結果

少し小さいですが、何となくイメージできますでしょうか?

その名の通り、アイロンを使うので「アイロン体操」です。

もちろん適度に重さのあるものを使って同じような運動をしても同じ効果が得られるかと思いますが、なにせこのアイロンというものは

・適度の重量

・持ちやすさ

・どの家庭にでもある

ということで数ある家具や電化栄品の中から選び抜かれたものです。

洗濯物だけでなく、肩まできれいに伸ばしてくれる、とても便利な製品ですよね!(?)

五十肩とは肩の周囲の組織が固くなってしまったために起こってしまうもので、それをいかに効率的に伸ばして動かすかというところを目的に考案されたものです。

肩周囲の組織がストレッチされて柔らかくなれば、理論上肩はまたあの頃のようにスムーズに動き始めます。

このポイントとしては

力ではなく、腕にぶら下げるものの重さで自然に伸びてくる

その自然な重量を感じたまま、ぶらぶらと動かす

ということが効果的に行う際のポイントになってきます。

そのためアイロンがいいということですね。

これで五十肩は改善するのか?

しかし問題は

「こんな簡単なエクササイズで本当にあの五十肩が良くなってくるの?」

というところですよね!

実際どれくらいの実績のあるエクササイズなのでしょうか?

一応色々調べてみましたが、コッドマン体操に関しての詳しい統計を示す論文なんかも読んでみましたが・・・

結果として

「可動域は改善するものの、健側(健康な方の肩)と比較すると可動域は低いまま」

というデータが見つかったばかりです。

あと、少し過激ですがこのようなことをおっしゃっている先生もいました。

古典的なリハビリテーション

ご自宅で肩の体操(コッドマン体操やアイロン体操や振り子運動とか呼ばれます)や棒を使った体操(クラップの棒体操)、ストレッチや筋力強化をホームエクササイズとしてやってください、なんてお医者さんに言われた方も多いと思いますが、私の見解ではあまり効果はありません。 むしろ、程度が分からない方がほとんどですし、使いすぎ(オーバーユーズ)で変化がないか、むしろ悪化する方がほとんどです。

10年以上前の古いリハビリでは、「痛みがあってもやれ!!」という流れでしたが、基本的に痛みがある動作や運動はやってはいけない、というのが現在のリハビリの流れです。

そのコッドマン体操などは何十年も前の文献に載っている方法で、医学が進んだ現在も改定されることなく、医学書に堂々と載っています。書店に並んでいる医学書も、参考文献を見ると50年や100年前ののものもザラにあります。

引用元 http://comedical.blog23.fc2.com/blog-entry-27.html

実は僕もl子の先生と同じ考えではあります。

アイロン体操は確かに全く動かない拘縮しきっているときに行うと、ある程度の肩の可動域は改善するものの、やはり完全に回復するまで持っていけるものではないのではないでしょうか?

もっと簡単に言うと、何もアイロン体操でなくても、肩の動きを改善する方法は十分にあると考えられます。

といっても、アイロン体操肩に比較的負担をかけずに肩の組織に対してストレッチをかけることが出来るため、その特性を理解したうえで行えば、十分に成果の得られる可能性はあります。

「五十肩だからアイロン体操やっておけばいいんでしょ!」

というような考えでなく

「五十肩でこんな症状が出ている。それにはアイロン体操が有効だな」

といった感じで専門家に指導してもらうか、自分で試してみるのか

それができると、五十肩の治療を進めるうえでも後押しになることでしょう!

 

アイロン体操が有効な場合

アイロン体操が有効な場合ってどんな時なんでしょうか?

僕が考えるには、アイロン体操が有効になる症状として、いくつかのポイントがあります。

①夜間痛や安静時の痛みがないこと

②多少の重量を腕にぶら下げても痛みを感じない程度であること

③90度以上腕を上げることが出来る。もしくはその角度に腕をぶら下げることができる

と、こんなところでしょうか。

とにかく激しい炎症がなく、多少動かしても悪化してしまう可能性が低いと考えられる時に行うべきです。

逆にあまり効果が得られない場合

逆に効果が得られないのはどんな場合でしょうか?

①炎症が強く黙っていても、痛い

②夜間痛があるほど症状が強い

③痛みで全く動かせない

④重いものをぶら下げるだけで痛みが出る

など、炎症が強い場合や肩の動きが著しく制限されている場合は無理をして行えば、エクササイズの効果がないばかりか、逆に症状が悪化してしまうことも考えられます。

あなたはどの状態?

ということで、五十肩のどの状態なのかを自分で見極めることが出来れば(これが難しいんですが・・・)有効にアイロン体操を行えるのではないか!?

あなたはどの状態ですか?

五十肩には大きく3つの時期があります。

①炎症期

五十肩のなりはじめです。この時期は肩は比較的動きが出ているのですが、いかんせん

「痛い!!」

何もしなくても痛い「安静時痛」

夜寝ていても痛い「夜間痛」

動かすと痛い「運動痛」

まさに「痛み三兄弟」(笑)

いえ、笑えないくらい痛いんですこれが・・・

こんな時にはとにかく炎症が起きていることがほとんどです。

アイロンどころではありません。

逆にかえって冷やした方が炎症が落ち着いて楽になることもあります。

薬の服用や注射などして痛みが引きやすい野茂この時期です。

この炎症期、痛みが強い時期には愛トン体操は控えましょう!

②慢性期

炎症が少し落ち着いてきて、代わりに肩の関節が固くなってき始めるときです。

まだ若干炎症はあるものの「痛み三兄弟」は姿をひそめ始めます。

といっても、運動痛は出やすい時期です。

アイロン体操は絶対にやってはいけないとはいませんが、症状の度合いを見て行える時期です。

痛みや肩の可動範囲を確認しながら、ゆっくり始めてみましょう!

③拘縮期(凍結期

凍結期になると、肩は炎症が治まり、すっかり固くなってしまいます。

「五十肩ここに極まれり!」

と言わんばかりですね!

凍結期に入り、一番肩が動きにくくなっている時期が過ぎると、実はあとは肩が動き出すだけなんです。つまり、あまり気にせずアイロン体操を行うのであれば、この時期がうってつけ!

やれば成果が出やすい時期でもあります。

 

このように自分がいまどの時期なのか、症状から何となく察知して運動をするべきかどうかを判断するといいでしょう!

 

詳しくは四十肩・五十肩のページへ

アイロン体操の正しい行い方

ではアイロン体操を行うにあたって、正しく行う方法をご紹介していきたいと思います。

実はアイロン体操の「アイロンを持って行う」というのはあまりよくありません。

「ここまでさんざんアイロンで引っ張って来ておいて、いきなりそれかよ!?」

と言わないでください。

理由としては、アイロンを持つということは、少なからず腕や肩に力が入ってしまうので、肩の周りの固くなっている組織に十分なストレッチがかかりにくくなってしまいます。

正しく行うためには、重いものを持つのではなく

手首にひっかけてぶら下げる

というのが、より効果的にエクササイズを行うための正しい方法です。

「コッドマン体操」の画像検索結果

最初は上の図のように、手に何もぶら下げず、腕の重さのみで行うのもいいでしょう。

これに慣れてきたら

「コッドマン体操」の画像検索結果

上の先生の写真のように、重りを巻き付けるなどしてなるべく自身の筋肉を使わない、脱力した状態で行うのがいいです。(素晴らしいため勝手に拝借しました、すみません)

効果的にもなりますし、悪化の予防にもなります。

 

五十肩の相談なら横浜市青葉区藤が丘のながよし整骨院へ!

当院では腰痛、坐骨神経痛の患者様だけでなく、五十肩でお困りの患者さまの多く来院され、また日常生活を取り戻しています。

本気でお困りの際は是非一度当院までご相談ください。

はっきりって、全力で診させていただきます!

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