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腰痛の方はご注意!ストレッチで悪化する腰痛!?

2017.06.09 | Category: 未分類

ストレッチや運動で悪化してしまう腰痛

今は空前の健康ブーム

テレビやネットをつけると連日のように健康の情報があふれています

腰痛の方が、テレビでやっていた体操をして、もしくは筋肉を鍛えるように言っていたため実践したところ、かえって悪化してしまった

というお話をよく耳にします

一体何が悪かったのでしょうか?

今回はそんな方のために正しい運動とストレッチの知識をお話しして言います

腰痛とストレッチ

当院でも腰痛で来院された患者様から

「腰痛に効果的なストレッチはありますか?」

とよく聞かれます

この答えは

「ありますが、何が効果的かは個人の体の状態により全く変わります」

とお答えすることが多いです

ストレッチを指導してほしいという患者様に多いのが

「腰痛は筋肉の疲労で起こるものである」

という考えで、さらに

「ストレッチをすれば筋肉は回復する」

という感覚からストレッチをすれば腰痛は治るのではないかという考えです

これは腰痛の原因や状況にもよりますが、腰痛に効果的なストレッチは確かに存在します

しかし、すべての腰痛に関して「このストレッチだけをやっておけば大丈夫」

というものはおそらくありません

腰痛には様々な症状と原因があるからです

曲げると痛い

反ると痛い

黙ってても痛い

しびれが伴う

など

一つのストレッチを取り上げてすべての人にやらせるとおそらく

よくなった人、変わらなかった人、逆に悪くなってしまった人

様々出ると思います

またテレビでは、極力簡単で誰にでもできて、安全性も高いものしか扱えないため、症状に合わせた専門的なストレッチの指導はできないというのも背景にあるでしょう

重要なのは

今の自分の腰痛は筋肉が原因で起きているものなのか?

筋肉をストレッチで緩めることで改善する痛みなのか?

筋肉はストレチで十分に緩む状態であるのかどうか?

これらの条件を満たしていれば、ストレッチで腰痛が改善する可能性はぐんと上がります

腰痛と運動

これもストレッチと同様、腰痛に対してどんな運動をすればいいのか?

といった質問をよく受けます

特に病院などで

「筋力が足りないから運動するように」

と指導された方は、どんな運動をしていいのかわからなくて困っている方が多いようです

以前は

「腹筋と背筋のバランスが悪いから鍛えてください」

などと指導するところが多かったように感じます

もちろんこれは間違いではありませんが、腰痛の人がいきなり腹筋や背筋の運動を始めることで症状が悪化する事態も多く、当院ではあまりオススメしてはいません

腹筋と背筋のバランス一つとっても、大事なのは腹筋と背筋の『筋力』ではありません

プロのスポーツ選手もあれだけ筋肉があるにもかかわらず腰痛になっていますよね?

ですから、単純に筋力を鍛えても実は何の解決にもならないことが多いばかりか、かえって症状を悪い方向に行くことがあります

いかにちゃんとバランスのとれた筋肉の使い方ができているのかが重要です

この正しい筋肉の使い方は、単純な腹筋運動では身につかないと考えています

腰痛にストレッチや運動は効果的か?

ここまで書くと、ストレッチも運動も腰痛にはあまり効果がないという印象を受けてしまいますが、実際はどうなのでしょうか?

効果的な運動もありますが、すべての人に当てはまる万能な運動やストレッチは残念ながらほとんどありません

しかしながら、2012年に発行された腰痛診療のガイドラインでは

「運動の種類にかかわらず、運動する習慣がある人は腰痛になりにくい」

とあります

つまり、どんなストレッチやどんな運動をするという考えより

なんでもいいから日々継続して何かしら運動をする方が、腰痛にはなりにくい

ということがわかっているのです

これは実は精神的ストレスからくる腰痛に関係しています

精神的ストレスから全身の免疫力が下がり、身体が痛みに対する抵抗力がなくなった時

腰痛はしつこい痛みを出し始めます

これはホルモンの分泌や、平たくいうところでの「脳の機能」が低下しているためと考えられています

運動をする習慣を作ることでこれらの機能を回復し、しつこい腰痛も改善していける可能性が見込めるというものです

もちろん上記にも説明した

筋肉の状態と腰痛の因果関係が明確になっている場合

運動やストレッチにより筋肉が緩んでくれる状態にある場合

原因の筋肉にアプローチをすることで、十分に効果は期待できます

ストレッチや運動をしてはいけない腰痛

テレビでやっていたから、ネットで調べたら出てきたから

と言う理由でも、やってはいけない場合が幾つかあります

①急激に痛み出したり、症状が強い場合

何かの拍子に急に痛み出したり、動くのが辛いほど症状が強い場合は無理に動かずまずは安静にしたほうが得策です

ここで無理をしてしまうと、かえって悪化をしてしまうことがあります

安静にして症状が治まってきたら、出来る範囲から運動をしていきましょう

②強いしびれなど腰痛以外にも症状がある場合

しびれや熱、その他全身症状などがある場合は無理をせずに専門の機関を受診することをお勧めします

ここで無理をしてしまうと重篤な症状を見逃してしまうことになりかねませんし、神経症状を伴う場合は症状も悪化しやすいため注意が必要です

ヘルニア、脊柱管狭窄症なども専門家の指導のもと対策をしたほうが確実です

③お医者さんなどから止められている場合

何らかの原因で運動をストップされている場合は無理は禁物です

原因にもよりますが、症状の経過とともに専門家の相談のもと運動やストレッチをしていくのがいいでしょう

まとめ

運動やストレッチに万能なものはなく、あくまでご自身の体の状態を把握した上での対処法をとるべきです

また腰痛には運動などが進められますが、腰痛の多くの原因は筋肉の単純な緊張だけではないことが多く、筋肉のストレッチや運動では不十分なことが多いです

内容ではなく何でもいいので運動する習慣により、腰痛を予防、軽減することができます

しかしテレビやネットでの一方的な情報でストレッチや運小津をするのは時に危険を伴うので注意が必要です