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慢性的な腰痛の原因はこれ!慢性腰痛の対処法

2017.06.09 | Category: 未分類

慢性的な腰痛の対処法はこれ!

長年の腰痛、クセになってしまってどうしていいのかわからない

今回はそんな慢性的な腰痛に対するお話をしていきます

慢性的な腰痛とは?

現在は日本人の80%が腰痛になるといわれています

男性では1番多い症状

女性でも2番目に多い症状という統計が出ています

そして腰痛は、85%が原因がはっきりとしないものだといわれています

この原因の明確にならない腰痛のことを「非特異的腰痛」といいます

慢性的な腰痛はほとんどがこの「非特異的腰痛」です

さらに腰痛は、症状がでてからの期間によって分類されます

期間による分類

急性腰痛(急に痛くなってきた腰痛)

→痛みが出てから4週間以内

亜急性腰痛

→痛みが出てから4週間以上〜3ヶ月未満

慢性腰痛

→痛みが出てから3か月以上

腰痛診療のガイドラインより

つまり、3カ月以上続いている、明確に原因のわからない腰痛

という認識でいいと思います

慢性的な腰痛の原因とは?

これに関しては、現在様々な研究がなされています

現在研究されてきている慢性腰痛の研究の結果についていくつか挙げていきたいと思います

 ①構造的な問題

腰は人間の体の中でも常に負担がかかり続ける場所で、筋肉や関節にストレスが溜まりやすい構造になっています

そのため日常生活のクセや姿勢で徐々に腰に疲れがたまり、いつまでも腰痛が改善しない状態が続いてしまいます

例えば、「骨盤の歪み」や「姿勢の歪み」などがこれに分類されます

②精神的なストレス

これは2012年に腰痛診療のガイドラインが発行されてから日本でも認知されてきました

精神的・社会的ストレスが慢性的な腰痛に関係しているという見解です

近年テレビでも騒がれていたDLPFC(背外側前頭前野)という脳の機能が低下するというのが良く知られてます

 

DLPFCという痛みを感じる回路を制御する部分が、精神的なストレス(特に恐怖心)によって抑え込まれることで

痛みの回路を抑えることが出来ず、いつまでも慢性的な痛みを感じてしまうというものです

つまり、精神的ストレスがたまると痛みをコントロールできなくなり、痛みが慢性化してしまうということです

③体の免疫力の低下による痛みの慢性化

まだあまり聞きなれない言葉ではありますが「慢性炎症」という状態があります

生活習慣や加齢などにより徐々に進行してくる炎症で、ケガや腫れなどの炎症とはまた区別されます

全身的に慢性的に炎症を起こすことで、免疫力が低下してしまいさまざまな症状の原因の一つになりうるモノで

最近になって腰痛をはじめとする様々な症状との関連がわかってきました

 慢性炎症について

また、慢性炎症は成長ホルモンの分泌にも影響を与えるため、筋骨格や脳や精神的な要素にも影響してきます

 

慢性的な腰痛の間違った対処法

①マッサージをする

筋肉のマッサージです

腰の筋肉を揉み解せばいくらか良くなると思い、マッサージにいってみる

時には強く押さなくてはけないと思い、施術者に強めの揉みをお願いしてしまう

実はこれらは慢性腰痛に関しては誤った対処法です

スポーツによる筋肉の疲労がある場合などは有効ですが、3カ月以上の慢性的な腰痛に関しては、マッサージで一時的に緩めようとしても、かえってそのあと筋肉の張りが出てきて繰り返すことが多いです

これは「なぜ筋肉がはってしまったのか?」 原因が明確にならないまま筋肉に焦点をあてて揉んでしまっているからです

 

病院でも原因がわからない慢性的な腰痛の場合、ほとんどが筋肉に原因がありません

上記に挙げたような精神的な原因、体質的な原因が多い割合を占めていると考えています

②シップや痛み止め

 痛み止めの薬や、シップ薬などで「痛み」に対してアプローチをしていく治療法を「対症療法」といいます

読んで字のごとく、症状に対して治療を行うもので、残念ながら根本的な改善になることは少ないです

特に慢性的な腰痛の場合、精神的、体質的な原因が多く「痛み」はさまざまな要因から引き起こされている「結果」でしかありません

たとえるなら痛みは「体の警報機」です

火事が起きたとき、火事をおさめるために何よりも優先して考えるのは、火を消すことですよね?

これが警報機を止めて火事が治まった気になっては危険だというのがイメージできると思います

人間の体でも一緒で、痛み(警報)が治まったから腰痛の原因(火の元)が良くなったとは言えません

かえって状態を悪化させることに繋がりかねないので注意が必要です

③コルセットなどのサポーター

コルセットやサポーターは確かにつけているときは安心感があり良いと思うかもしれません

しかし、コルセットの本来の目的は「予防」です

腰痛になってからつけても症状の改善は見込めません

それどころか長期間つけていると、腰周りの筋力が低下してしまい、かえって腰痛を長引かせることになりかねません

コルセットをするのであれば、なるべく予防を目的として

装着する時間を極力短くするのが良いでしょう

慢性的な腰痛になったらどうすればいいの?

基本的には腰痛の治療が出来る専門の機関への受診をおすすめします

もし整形外科や病院にいってもなかなか原因も特定できず、はっきりした治療のめどが立たないのであれば、痛み止めやシップに頼ることなく、なるべく早く別の腰痛を診れる場所を見つけるのがいいでしょう

当院では慢性的な腰痛に対する総合的なアプローチもおこなっております

施術だけでなく、一人一人の生活習慣や体質によって指導内容をオーダーメイドしていきます。単なるマッサージや電気治療だけでは不十分なことが多いので注意が必要です

しかしながらどこでも慢性腰痛にしっかりとアプローチを指導してくださる治療院を見つけるのは一苦労です

ご自身で慢性腰痛をケアしていくにはどうしたらいのでしょうか?

慢性的な腰痛になったときの対処法

3か月以上腰痛が続き、原因もはっきりしない

いつまでたっても痛みが引かず、常に重い、痛いなどの症状が出ていると感じたら以下のことを試してみてください

ただ、当院では腰痛の治療の初期ではあまり運動の指導は行いません

症状にもよりますが、簡単な腰痛体操くらいで経過を追い、症状の軽減とともに運動を指導していくようにしています

その方がリスクが少なく、トラブルを回避できるためです

躍起になって運動をする方もいらっしゃいますが、その前にご自身の生活習慣を見直してみましょう

①1日に飲む水分の量

人間は1日に2リットルほど汗や排泄などで水を外に出します

水とともに老廃物も出すため、これは必要な作用になります

しかし、排泄した後に十分な水分が補給できなければまた体内で新たに発生する老廃物を流すことができず、体に老廃物がたまってしまいます

この状態が続くと、体内で十分な体液の循環が起こらず様々な症状を引き起こします

例えば

・代謝や免疫力の低下

・筋肉の緊張

・椎間板など関節が硬くなる

・冷えやむくみ

が代表的な症状として表れます

なるべく意識して水分、特に水を飲むようにしましょう!

②冷たいものを飲む習慣

人間の体内の温度はだいたい40度くらいです

この40度くらいの温度が体が十分に機能し、健康な状態を保つのに必要な温度になります

氷水などの極端に冷たいものを飲むと、一気に体内の温度が下がります

特に腸の温度が下がると、全身の毛細血管が縮こまってしまい手足の末端まで血液が流れにくくなってしまいます

結果、血流が悪くなり、手足が冷えてしまったりという症状ができます

なるべく冷たい飲み物は控え、常温のものか、温かいものを飲むようにしましょう!

③ストレスの少ない、楽しい生活を送る

ストレスが 痛みに関係するということを上記に述べてきました

実は現代の日本人はパソコンやスマホなどによる生活様式の急激な変化で肉体的な疲労より、精神的な疲労が大きくなってきています

そしてこの精神的なストレスが結果として慢性的な腰痛を引き起こしているケースが多いと言われています

その対策としての例を挙げると

・痛みを忘れる、楽しめる趣味を持つこと

・よく笑うこと

・運動する習慣を作ること

・睡眠をしっかりとること

・体に良いバランスのとれた食事をとること

などです

慢性的な腰痛は常につきまとい、「何をしていても気になる」「気分が落ち込む」

といったマイナスな気持ちを生み出しやすくなります

しかしここで腰痛に負けてしまい、マイナスな状況にずるずるハマると、何より精神的に負の連鎖にはまってしまい抜け出すのが大変です

気持ちをしっかり持って、腰痛に負けない楽しい生活を送ってみてください

今回紹介した腰痛の対処法について、別の機会にもっと詳しくお話をしていきたいと思います